2024年1月4日新年早々襲った能登半島地震では、石川県能登地方を震源とするマグニチュード7.6の地震「令和6年能登半島地震」が発生しました。土砂災害は、天然ダム、地すべり、がけ崩れなどが発生。 今回の地震では、道路や水道に甚大な被害が出ました。
特に、
「断水」が能登半島地震の被災者にとって深刻な問題として浮き彫りになりました。
当たり前のようにあるお水ですが、ライフラインでとても重要な役割を持つお水について。
災害・停電に今から備えることが必要です。
目次
災害時の水の重要性
災害時に必要な水にの用途は大きく分けて2種。
衛生環境の整備
・体を清潔に保ち、感染症を予防する。
・食中毒を予防するための手洗いに利用する。
・トイレ使用のために必要な水を確保する。
飲用水の確保
・脱水症状を防ぎ、健康を維持する。
・水分不足により血流が悪化するのを防ぎ、様々な病気のリスクを軽減する。
今回の能登半島地震では、避難所から「水が不足している!」という声が多くあがりました。それは、飲み水だけではなく、「トイレ」や「手洗い」などに使用する水の不足。
水道管の破損、また道路破損による給水車が来られない状況など災害には起こりうる問題です。
ウォーターサーバーが災害時に活躍する理由
大規模な災害時には、広範囲での停電や断水が発生する可能性があります。特に地震は予測が難しく、その際にウォーターサーバーのお水を利用する際のポイントについて以下に解説します。
ウォーターサーバー水の賞味期限
お水ボトルが未使用の状態では約6か月が一般的な賞味期限です。
一度開封すると常温では鮮度を維持できません。飲用や調理に使用する場合は、開封後は早めに使い切ることが推奨されています。
災害時用備蓄水の必要量
成人1人につき、飲料水だけでも1日1ℓが必要。調理などに使う分をプラスし、1人1日3ℓを目安に備蓄することが勧められています。
最低でも「3日分」、できれば「1週間分」の備蓄が推奨されています。
おすすめ!ローリングストック
ローリングストックは、普段から口にする飲料や食料を常に備蓄し、消費した分だけ補充する方法です。
定期的に届くウォーターサーバーのお水を活用し、新しいものを備蓄に回して、賞味期限の短いものから消費していくことが、非常時に備える効果的な方法です。
災害対策として、少しでも多くの備蓄を心掛け、日常的に取り入れやすい方法で防災対策を進めましょう。
電気が無くても使えるウォーターサーバーとは?
ウォーターサーバーには、停電時にお水が出せるタイプと出せないタイプがあります。停電してもお水が利用可能な機種を選ぶ際には、特定の機能や仕組みを確認することが重要です。
手動で出水できるレバー・コックタイプ
「レバー式」や「コック式」のウォーターサーバーは、手動でお水を出すため、電気が通っていなくても利用可能です。一方で、「電磁式(プッシュボタン式)」は電気を使ってお水を供給するため、停電時には使用できません。災害時の停電に対応するためには、レバー式またはコック式のウォーターサーバーを選択することが重要です。
手動で出水できる「QuOL(キュオル)」
プレミアムウォーターの「QuOL(キュオル)」は電磁式でありながら、手動で出水できる非常時出水用バルブが搭載されています。そのため、停電時でも万が一の場合にお水を供給できます。電磁式を利用したい場合は、事前に製品の仕様を確認することが重要です。
冷水と温水は出ないので注意
ウォーターサーバーは、電気を使用してお水を温めたり冷やしたりしています。停電すると温度調節機能が停止し、冷水や温水が利用できなくなりますので注意が必要です。停電直後は内部で保温されている冷水・温水が使用可能ですが、やがて温度が下がります。また、冷水や温水以外の電気が必要な機能も全て使用できなくなります。
上部にボトルがあるタイプ
災害時や予期せぬ停電時にもウォーターサーバーを使用したい場合、お水ボトルを上部に設置し、重力を利用してお水を供給するタイプが推奨されます。下部にお水ボトルを置くタイプは電気でお水をくみ上げているため、停電時には利用できなくなります。ただし、上部にお水ボトルがある場合、重心が高くなり地震時には倒れやすいため、ウォーターサーバーを固定することが重要です。一部のメーカーではお水ボトルが上部にあっても通電していないと使用できない機種もあるため、導入前に確認が必要です。
備蓄水としてウォーターサーバーを利用する
常に使うから「備蓄」としてはあまりピンとこない人も多いでしょう。しかし、買いためたペットボトルの消費期限の把握は意外と難しい。しかも家や部屋のスペースの確保も必要になってしまいます。そこで、おすすめなするが、ウォーターサーバーです。
定期的に水を追加して、絶えず一定の水量を確保
ウォーターサーバーは、水の備蓄において「ローリングストック法」を採用することができます。この方法では、水を豊富にストックし、使用した分を都度追加することで、常に一定の水量を確保できます。これにより、緊急の際に「水不足」のリスクを軽減できます。
コンパクトで収納しやすい
ペットボトルは1本あたり最大でも2リットルの容量であり、5人家族の場合、備蓄すべき水の目安は45リットルです。これに対し、ウォーターサーバーのウォーターボトルは1本あたりの容量が大きく、少ない本数でも十分な水量を確保できます。そのため、ウォーターサーバーを利用することで水を効率的に保管できます。
ウォーターサーバー水の賞味期限が長い
ウォーターサーバーで使用される水は主に「RO水」と「天然水」の2種類ありますが、そのうち「RO水」はほぼ不純物がないため、賞味期限が長いとされています。近年、RO水を扱うメーカーも増えており、ウォーターサーバーを利用することで長期保存可能な水を手に入れることができます。
復旧後にも安心な備蓄水
災害時に水道が復旧しても、復旧直後は水が汚れている可能性があります。この場合、食器や手などを安心して洗うことができません。しかし、ウォーターボトルがあれば清潔な水を利用でき、安心して食器や手を洗うことができます。
災害時に使えるおすすめウォーターサーバー
amadanaスタンダードサーバー
「amadanaスタンダードサーバー」は、停電時でも利用可能なレバー式のウォーターサーバーです。和の美意識とテクノロジーを融合した「amadana(アマダナ)」ブランドとのコラボで誕生し、デザインはインテリアとの調和を追求しています。おしゃれで豊かな生活を提供し、デザイン性と緊急時の実用性を兼ね備えたウォーターサーバーとなっています。
スリムサーバーⅢ
「スリムサーバーⅢ」は、停電時でも使用可能なレバー式のウォーターサーバーです。床に置くロングタイプと、棚やテーブルに置けるショートタイプがあり、いずれも停電時にお水を供給できます。横幅270mmという設置しやすいサイズで、エコモードも備えており、使い勝手がよくかつ家計にも優しいモデルです。
プレミアムウォーター:非常用キット
プレミアムウォーターでは、ウォーターサーバーなしでお水ボトルを利用するための「非常用キット」を提供しています。このキットには「お水ボトル専用置台」とボトルに取り付ける「専用コック」がセットになっており、停電や断水時の対策として役立ちます。屋外での使用も可能で、災害時に避難する際にも便利です。